こんにちは、きなです。
私は過去にAWSの資格をいくつか取ったんですが、AWSの資格って3年間新しい資格の取得や更新をしないと有効期限切れになってしまうんですよね。
私の元にも資格が切れるよ〜というメールが来たので、今年から導入されたAWS Skill Builderの再認定プログラムを使って1年延長してみました。
今回はやる前に気になっていた、費用・所要時間・難易度などをまとめていこうと思います。
結論として、約5千円(29ドル)、合計約4時間ほどで少し難しい部分もあったものの無事延長できました!
同じく期限切れが迫っていて、更新・延長を検討している方の参考になれば幸いです。
※2026年9月時点の情報です。再認定プログラムは2026年6月開始のベータ版のため、仕様変更にご注意ください※
AWS SAAと再認定プログラムの概要
本題に入る前に一旦前提の整理。私が持っているAWSの資格は クラウドプラクティショナーとSAAの2つです。
クラウドプラクティショナーはAWSのサービスやクラウドの基礎知識を問う入門編的な資格。SAA(Solutions Architect Associate)は、さらに実用的な知識も追加した中級編って感じです。詳しい説明は他サイトさんにたくさんあると思うので割愛。
上位版であるSAAの期限を更新するとクラウドプラクティショナーの方も連動して更新されるので、対応するのはSAAのみでOKなのは助かりますね。
更新・再認定方法
先述の通りAWS系の資格は取得から3年で有効期限が切れるため(アップデートが早い分野なので仕方ないですね)、維持するためには以下のいずれかで更新が必要となります。
- 同資格を再受験して合格する(3年延長)
- 上位資格を受験して合格する(3年延長)
- AWS Skill Builderで認定プログラムを受講する(1年延長)
上二つは受験料半額のバウチャーが使用できますが、それでも元々SAAで2万円、上位資格では4万円という世界なので会社の受験料補助なしではだいぶつらい…。そもそも改めて勉強し受験しに行く余裕もモチベもないので今回は却下とします。
すると残るは認定プログラム。AWS Skill BuilderはAWS公式の学習サイトです。こちらの有料サブスクリプション(月額29ドル=約5千円)で利用できるプログラムを完了すれば1年延長できるとのこと。
5千円でも安くはないので期限ぎりぎりまで迷っていましたが、今回は利用してみることにしました。(くわしくは後述)
なお私のAWSレベルはというと、会社員時代に査定のために資格を取ったものの、実務でAWSを使用したことはほとんどありません。一瞬だけテスト環境構築するのに触ったかな…いやあれを実務経験と言うのは流石に…というレベル。
合格はしているので基本の用語やサービス名などはなんとなく覚えていますが、果たしてこれで無事延長できるのか…?
【受講準備】AWSアカウントとSkill Builderサブスクリプション登録
まずはメールにも記載されているリンクからAWS Builderアカウントへログイン。昔資格取得した時に作ったアカウントですね。確認すると、割引クーポンを使って再受験するか、再認定プログラムを受けるかの案内が出ます。先述の通り今回は再認定一択。


再認定プログラムを選んだところ、サブスクリプションの登録案内が出ました。月額29ドル、最近の円高の流れでちょっとだけお得(ほぼ誤差)。

サブスク申し込みに進むと、AWSアカウントでの操作が必要になります。
最初は少し混乱しましたが、AWSアカウントが本来AWSを利用するアカウント、 Builderアカウントは学習用アカウントとという別の位置付けのようです。支払い情報はAWSアカウントに登録し、Builderアカウントのサブスクと紐付けて使われる感じなんですね。
私はBuilderアカウントしか作っていなかったので、ここで新しくAWSアカウントを作成します。

さて無事作成できたので改めてサブスク登録を…と思ったらエラーが。

AWSアカウントはFreeプラン(完全無料の学習・検証用のもの)とPaidプラン(使用状況に応じて有料)の2種類があるのですが、今回のサブスク登録にはPaidプランの選択が必要です。(よく見たらAWSアカウント作る前の画面にも英語で書いてある…)
アカウント作成時にとりあえずとFreeプランを選んでしまっていたので変更します。余計な支払いが発生しないかヒヤヒヤしましたが、結果的に再認定プログラムの受講だけであれば支払いは発生しなかったので安心しました。
ということで画面の案内に従い、無事サブスク登録できました!

再認定プログラムを登録し、実際に受講を進めていきましょう。ここまでスマホでやってきましたがここから先はPCで。
【再認定プログラム受講】コースの概要・難易度体感
再認定プログラムを開くと、たくさんのアクティビティ(コース)が出てきます。
その中でも、座学的なデジタルコースと、実際にAWS環境を操作する実践的なアクティビティ、いわゆるハンズオンコースに分かれています。
SAAの再認定条件は、コースを完了してもらえるポイントを500点以上取得すること、かつハンズオンを1つ以上完了することです。(上位資格だとさらに増えるらしい)
500点達成までの想定時間は約6時間。決められたものを一から十まで、ではなく複数のコースから気になるものを選べるのは面白くて良いですね。
難易度は「中」とのことですが、既に資格を合格した人向けということもあってか、AWSから離れていた身としては簡単ではなかったですね…。丁寧に読んでいけばギリついていけるけど、横文字が多いので気を抜くと一瞬で暗号を読んでいる気持ちになってしまう。資格勉強してた時もこの現象あったな…

デジタルコース
テキストを読み進めていく形式の学習プログラムです。途中に動画での解説や理解度テストが含まれます。
想定時間30分〜3時間とボリュームは様々ですが、いずれも1時間あたり80点もらえるようになっているようです。
理解度テストがあるものの、自由に読み返せるし何度でも挑戦できるので、無理やり突破することも可能ではあると思います。私は一応該当箇所を読み返しに行ったりもしましたが、無理やり突破したところも正直なくはない(小声)。
また、コースによって難易度はややまちまちに感じました。そういうサービスがあるのね〜と説明から入って想像しやすいものもあれば、一気に専門的な仕様の話になってついていくのが大変なものも…。コース説明に想定している受講者のレベルや理解度が書いてあるので、それを確認した上で選ぶと良いと思います。
普段からAWSを触っている人で、馴染みのあるコースを選べばそんなに難しくないのでは。私はタイトルの印象と綺麗に500点になるかで選んでしまったのでやや失敗な気も…時間長くても基礎編っぽいコースを選べばよかったかな〜。
そんなこんなで、想定時間の半分ほどの時間で各コースを完了することができました!おそらくもっとスピーディーに終わらせられる人もいるだろうし、じっくり動画を見たり隅々まで目を通せばもっと時間がかかるだろうなという感じです。
ハンズオン(実践的なアクティビティ)
ハンズオンの方では実際にAWS環境を操作していきます。どのコースも想定時間1時間ほど、もらえるポイントは100点。
こちらはある程度セットアップされた環境の設定追加・変更などを指示に従って一通り触った後、テストとしていくつか指定の条件に合わせて自力(DIY)で設定変更をするというものでした。指示はかなり細かくわかりやすいのでそんなに困ることはありませんでした。何せ実務経験がないので新鮮で面白かった〜。
自力で設定変更後にチェックを実行すると自動で合否判定され、合格しないと終われないのでしばらく試行錯誤しました…。ただ結局問題文をよく理解できてなかったオチだったので、しっかり理解しながら進めて落ち着いてやれば問題ないレベルかなと思います。
効率よく進めるコツなど
ハンズオンを進めている途中、環境準備で10分くらい待機することになってちょっとリズムが崩れました。その間に別窓でデジタルコース進めたりすると良いかと思います。
動画は速度調整オプションがあり、かつ動画を見るのは強制でなく文字起こしだけ読むこともできるので、時間がなくても対応しやすいように感じました。
テキストはほとんど日本語対応していましたが、デジタルコース内の動画での説明は基本的に英語音声+日本語字幕でした。「日本語実写版」とある1コースだけ音声も日本語で手厚かったのは謎。
ハンズオンにはAIアシスタントのようなチャット機能もありましたが、そちらは英語のみ対応とのことでした。結局使いませんでしたが、英語ができればハンズオンのDIYテストでも詰むのは避けられそう?まだベータ版とのことなので、今後さらに日本語対応が進むかもしれないですね。
結果として1日あたり1時間ほど1〜2コースにちまちまと取り組み、登録から4日で条件達成!まとまった時間が取りづらいのでこうなりましたが、じっくり取り組める人なら半日〜1日でも十分いけると思います。


なお「延長を申請しましょう」とありますが達成したら自動で期限延長されていたようです。翌日、改めてクラウドプラクティショナー・SAAが再認定された旨のメールも届いたのでミッション完了。やった~
ひとまず忘れないうちにサブスクは解除しておきました。解除しても次の更新日までは使えるタイプのサブスク、好き。
迷ったけど延長した理由
個人的な話ですが、先述の通りこちらの利用は期限ギリギリまで迷っていました。というのも、今後自分がこの資格を活かしていくかわからないため。
いろいろ事情が重なって仕事を辞め、今後の人生を考えている最中なのですが、ITエンジニアとして働き続けることはあまり優先度が高くないんですよね…。資産形成はある程度しているので、収入が少なめでも時間・場所の拘束が少ないまったりとした働き方を模索しているところで。
ただエンジニア職、特にAWSのようなクラウド案件は比較的自由な働き方をしやすいという面もあり…。でもこの通り実務経験ないから結局案件とれるのか、AWSで即戦力になれるのかという疑念もあり…。
というようなことをしばらくぐるぐる考えていたのですが、今後のことが決まっていないからこそこの先の1年でこのカードを残し、選択肢を少しでも広げておけるのは安牌でしょう。ということでえいやと登録してみたのでした。
【まとめ】AWS SAA再認定プログラムを利用した感想
- 費用:Skill Builderの月額サブスク費用約5千円(29ドル)のみ。すぐ解約すればそれ以上はかかりません。
- 所要時間:公式の想定は6時間、私の場合1日1時間×4日の約4時間でした。じっくりやるか急いでやるかで変わりそう。
- 難易度:AWSから離れてるとそれなりに難しいですが、じっくりテキストを読めれば問題ないと思います。コースにもよるので説明をよく読んで選ぶと良さそうです。
自分の興味のあるコースを選べますし、基本的に説明も細かくわかりやすく、さすがAWS公式プログラムはよくできてるな~…と実感しました。
再受験料と比較すれば一時的には安いですが、その分延長期間も1/3というのが絶妙ですね~…。ただ合否次第になってしまう受験と比べ、やれば確実に延長できるのはとてもありがたい。
いろいろ不安もありましたが、無事更新できて一安心です。実際に触って見るとやっぱりすごいサービスだな〜いろいろ機能あって面白いな〜と思ったので、来年期限が切れる頃には改めて何か受験してみても良いかしら…と思ったりしつつ。まあその辺は来年の私に託しましょう。
コツコツやればちゃんと終わるプログラムですし、ものすごく急げば数時間でも終わるんじゃないかなと思います。期限切れになりそうな方は諦めずやってみてください。
ではでは、読んでいただきありがとうございました〜


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